目指せ!ジャズ・バイオリン・デビュー~Road to Jazz violinist 5~

もはやブログ更新の鬼ですね。
この書き出しが意味わからないくらいです。

で、だいたい慣れてきた頃に足元をすくわれる。。

さっと・・・

小内刈り的な。

体落とし的な。

一本。

・・・しつこいですね。。

さて、今回は「アドリブの考え方」について書こうかと思います。

ジャズ・ミュージシャンがアドリブ演奏する時、どう考えているか。
だいぶ核心に迫ってきた内容です。

よく、まだアドリブ演奏したことがない人がレッスンに行って、
「とりあえず、まず適当に弾いてみようか」
などと言われることが、往々にしてあります。

ムリです!!

ほんとムリです!

ってゆーか、勘弁してください!

今までクラシックで、楽譜通りに弾いてきて、一音たりとも間違えてはいけない、
そういう教育を受けてきた人に、
いきなり、適当に弾いてみてなんて言って、できるわけがありません。
それでできたら苦労しません。。

では、アドリブ演奏する時、何を考えればよいのか。
どうすれば、アドリブが取れるのか。

多くの未経験の方が、アドリブは演奏してる時に、音が頭に降ってくる・・・
それを演奏する。。
そう思われているようです。

・・・そんなわけない。

いや、正確には、そういう時も、もちろんあります。
弾いてて、「やばい。今日、メロディが降ってくる・・・」って時も
まれに、あります。

基本的には降ってきません。
それだと、降ってこないと演奏できないことになってしまいます。

では、どうやってアドリブを取るのか。

アドリブ演奏は、「言語」と同じです。
言葉を話す時、どう話すか。
もちろんおわかりですね。
単語と単語を助詞でつなぎ、形容詞・副詞で感情、情景等々を豊かに表現する。

これと全く同じなのです。

ジャズで、この単語のことを「リック」といいます。
リックは、短いもの(1拍程度)から長いもの(1、2小節くらい)まで様々です。

このリックをつなぎ合わせて、「文章」を作るのです。
これが、アドリブ演奏の基本的な考え方です。

言葉もそうですが、語彙が豊富なほど、
豊かな表現ができます。

アドリブも同じです。
リックが豊富であればあるほど、様々な表現ができます。

では、リックはどう考え出すのか。

実は、これが大きな問題なのです。

誰かが弾いたフレーズ(リック)を、
「おっ、かっこいい。いただき!」という感じで
盗むのが、最初の常套手段ですが、
ジャズ・バイオリンの場合、ここで大きな問題が出てきます。

そもそも、ジャズ・バイオリニストが圧倒的に少ない!
つまり、参考になる資料・音源が、なかなかないのです。

サックスやピアノ等は、多くの参考になる方や参考書がありますから、
その方たちのリックを頂けば良いです。

では、バイオリンもサックスとかのリックを頂けば?
・・・・とはいかないのです。

楽器の特性というものがあり、
サックスでカッコいいからといって、
それをバイオリンで弾いてもカッコいいとは、全く限りません。

ピアノでカッコいいリックが、
そもそもバイオリンでは技術的に無理なことも多々あります。

だから、レッスンは同じ楽器の人に習わないと、ほぼ意味がないのです。

バイオリンの人が、ピアノの人にレッスンを受けても、
特にやり始めは、全くといっていいほど意味がなく、
そして、、挫折します。

・・・また長くなってしまった。。。
次回は、リックの考え方・作り方について書こうかと思います。

たぶん。

めでたしめでたし。

・・・この締めは、意味不明だからやめよう。。

目指せ!ジャズ・バイオリン・デビュー~Road to Jazz violinist 4~

ブログ更新が続かない僕が、
ここまで続くとは・・・

世の中捨てたもんじゃないですね。。

・・・

さて、今回は「ジャズの決まり事」について書きたいと思います。

ジャズは自由な音楽と言ってきましたが、
最低限の決まり事、ルールはあります。

そして、それを理解していないと、弾くのも聞くのも楽しくない。
というか、何をやっているんだ?こいつらは?となってしまいます。

実際、僕自身、ジャズを始めるまでそうでした。
ルールがわかっていないため、「ジャズ、、意味わからん・・・」と思っていたのです。

スポーツもそうですが、ルールがわかっていないと、見ていても楽しくないですよね。
例えばサッカーで、オフサイドがわかってないと、
えっ?なんで笛鳴った??意味わかんねーし・・・
って感じです。

ジャズも同じで、ルールを理解してるか否かで、楽しさが全然違います。
細かく言えば、いくつかあるのですが、
大まかには、ジャズのルールは1つです。

それは、「テーマ → アドリブ → テーマ」で弾く。

これにつきます!

「テーマ」は歌ものでいうところの、歌があるところですね。
Aメロからサビまで、をテーマと呼んでいます。
(だいぶ大ざっぱな説明ですが・・・)

次に、テーマを弾いた後に、アドリブ(即興)で演奏します。
基本的には、テーマのコード進行や尺(長さ)でアドリブ演奏します。
もちろん変える場合もありますが、それはおいおい。。

そして、ジャズはアドリブが一番面白いところです。
アドリブというのですから、その場で考え、その場で即興で演奏します。
ですので、同じ演奏は2度とできません。
正直、弾き終わった後、どう弾いたのか、覚えていません。
(もちろん、なんとなくは覚えてますが、細部までは確実に覚えていません)

ジャズにおいて、テーマをどうアレンジするかも面白いところですが、
やはりアドリブが見せ場であり、醍醐味です。

逆に言えば、聞く側からすると、テーマを知らないと
どこがテーマで、どこがアドリブなのか、さっぱりわからないということになります。

僕も知らない曲を聞くと、「たぶん今アドリブ、なのかな?きっとそうだろう・・・」
という感じで、純粋に楽しんで聞くことができません。

ジャズを楽しむには、テーマを知っているというのが、大前提となります。
(もちろん慣れれば、テーマを知らないでも楽しむポイントはいくつもあるのですが・・・)

ですので、ホテルなどのラウンジで、普段ジャズを
あまり聞かない方が多く集まるところで演奏する場合、
皆さんがよくご存じの曲(テーマを知っている曲)を弾くことが大事になるのです。

マニアックな、誰も知らない曲を弾いても、聞く側は楽しくないのです。
(雰囲気が合っていれば、数曲なら良いですが・・・)

よく、勘違いされてる演奏者で、
この曲すごい良いから聞いてくれ、みたいな感じで、マニアックな場違いなのを弾く方がいますが、
それは、ご自分のライブでやってください、という感じです。

ラウンジ演奏は、演奏者の感性や曲を提案する場ではないのです。

おっと、まただいぶ長くなってしまった・・・
今回はこの辺で。

だったとさ。

・・・だったとさ、はいまいちかな・・・

目指せ!ジャズ・バイオリン・デビュー~Road to Jazz violinist 3~

順調すぎるくらいにブログを更新しております・・・
石の上にも三年といいますが、
ブログも3回継続的に更新したら、何か良いことがあるのでしょうか。。

んなわけはない。

さて、今回のテーマは「ジャズとは?」です。

そもそもジャズは、19世紀末から20世紀初頭にかけて派生した民族音楽です。
ニューオーリンズ発祥といわれております。
まあ、日本でいうところの、演歌や沖縄音楽みたいなものです。

で、ジャズ・ミュージシャンに「ジャズって何?」と聞くと、
様々な答えが返ってきます。

ジャズも年代によって様々な様式があり、
ジャズミュージシャンは自分がやっている様式に誇りを持っている方が多いです。

クラシックでいうところの、バロック、古典、ロマン等々、みたいな感じです。

問題なのは、なぜか自分がやっている様式以外はジャズと認めないという、
わけのわからないプライドで凝り固まっている人が多いということです。

意味がわからない。
同じジャズなのに、同じ音楽なのに。

まあ、それは置いておいて、話すと3日くらいかかってしまいますので・・・

さてさて、ではホテル等のラウンジで求められる「ジャズ」とは何か?
僕が実際に様々な現場で感じてきた限りでは、
ブルース的なポップス、といったところでしょうか。
(ロックはブルースが基礎になってますので、専門的に突っ込まれるとややこしくなります・・・)

もっというなれば、ブルースの要素を取り入れた、皆さんがよくご存じの曲を弾く、
いわゆる「ジャジーな音楽」、カクテル・ミュージックです。
(※カクテル・ミュージックは差別的にも使われ、ジャズを見下した言い方でもありますので、
ジャズミュージシャンには言わない方が良いかと思われます・・・)

これが、お客様が最もオシャレに感じ、「ジャズ」だと思われ、
居心地よく、時には会話のネタにもできる音楽だと実感しております。

ところで、ブルースとは?
これは長くなってしまいますので、別の機会にいたします。

ならば、ジャジーとは?
これは、ジャズのスケール(音階)、ブルース・スケールを基準に演奏することになります。

少しずつ専門的なことに入りつつありますね。

しかし、これを読まれてる方も、
そろそろ、長いよ、、と思われ出している頃かと思いますので、
次回にいたします。。

ちなみに今、締めの言葉を考え中です。。
候補は、無難に「つづく」か
昔話風に「だったとさ」もしくは「めでたしめでたし」が
熾烈なトップ争いを繰り広げております。。

悩む・・・
どうでもいいことに悩んでしまう・・・
どれもセンスない気がするが、悩む・・・

目指せ!ジャズ・バイオリン・デビュー~Road to Jazz violinist 2~

順調に更新しております。。。

まだ2回目ですが、もう自分を褒めてあげたい。。

 

さて、バイオリニストがホテル・デビューするにあたり、

今回のテーマは「なぜジャズなのか?」です。

クラシック演奏家の方は、このような疑問を持たれる方が多いのではないでしょうか。

もちろんこれには理由があります。

大きくわけて、3つです。(本当はもっといろいろ書きたいのですが・・・)

 

【1】オシャレな雰囲気

ホテル等のラウンジで演奏する場合、多くがBGMであり、

お食事やお酒・会話のサポート(空気作り)をするのが、大事な仕事です。

その際、クラシックのように堅い雰囲気でなく、

ジャズのようなオシャレな、大人の空間を求められます。

これに関して、クラシックの方は言いたいことがあると思いますが、

僕も言いたいことがたくさんありますので、お互い様ということで。。

 

【2】場に合わせた曲、アレンジ

ラウンジ演奏は生き物です。

日によって、当然お客様も違い、雰囲気も変わってきます。

それを見極め、ふさわしい演奏をするのが、ラウンジプレーヤーの醍醐味であり、一番難しいところです。

そこでジャズです。

ジャズは、クラシックと違い、ものすごく柔軟な音楽です。

同じ曲でも、バラードにしたり、4ビートにしたり、サンバにしたりと、

場に合わせて、アレンジを自由に変えられます。

これが最大の利点です。

 

【3】ステージ数、時間

ラウンジ演奏はたいてい、30分×3ステージ、30分×4ステージとなります。

そして当然、その日、同じ曲を弾いてはいけません。

そうなった場合、クラシック系ですと、だいたい1曲3分が平均ですので、

30分1ステージで10曲、4ステージだと約40曲になります。

ジャズ系ですと40曲はたいして多くはありませんが、

クラシックのように、1音も間違わずに、と40曲はなかなか骨が折れます。

また、それが週3日、4日となった場合、毎日同じセットリストでやるわけにはいきません。

そう考えると、楽譜通りの演奏では困難極まるのは一目瞭然です。

その点、ジャズは必ずアドリブを取りますので、1曲平均6分です。

30分1ステージで5曲、4ステージだと約20曲です。

全然多くありません。

しかも、音をその場で変えてよいので、間違いというものがありません。

そして、たいていジャズ系のミュージシャンは数百曲のレパートリーを持っています。

長丁場をやるのに、最適というわけです。

 

以上のように、雰囲気から時間、曲数という観点でも、ジャズが有効というわけです。

少しでも、ラウンジになぜジャズか?をご理解頂ければ幸いです。

 

次回から、ジャズ・バイオリンの技術的なことに踏み込んでいきたいと思います。

目指せ!ジャズ・バイオリン・デビュー~Road to Jazz violinist 1~

大変ご無沙汰でございます。。

 

しばしば、弊社にも、ホテル・レストランで演奏したい、と演奏者の方からお問い合わせを頂きます。

それは非常に有り難く、喜ばしいことなのですが、

残念ながら、現場で演奏するスキル・知識を持ち合わせている方は(即戦力の方)ほぼいらっしゃらない、

というのが、現状でございます・・・

しかし、演奏者の方が圧倒的に足りないのも事実です。

とりわけ、ジャズ・バイオリンがホテル側からのニーズが多いのに関わらず、

できる方がほとんどいらっしゃらない。

逆に言えば、ジャズ・バイオリンができれば、それなりに仕事があるということです。

 

弊社では、現役演奏者によるレッスンも行っておりますが、

なかなか最初からレッスン、というのは、相当やる気のある方でないと、

そうはならないのかもしれません。(もちろん、やる気のある方に仕事をして頂きたいのですが・・・)

 

なんとなく、漠然とホテルで演奏したいな、と思われている方が多いのでは、と感じます。

 

そこで、僕がジャズ・バイオリンであることもあり、

ホテルでジャズ・バイオリン・デビューするための方法(?)を

少しずつ書いていきたいと思います。

これを読まれて、僕に直接レッスンご用命頂くもよし、

ご自分で勉強されて、弊社のオーディションをお受け頂くもよし、

最終的にホテルで演奏できるバイオリニストが増えれば、

万事OKなのでございます。

 

なかなかブログ更新頻度が悪い僕ですが、

本当にジャズ・バイオリニストが足りませんので、

頑張って、少しずつ更新していきたいと思います。。