先日、とある番組で、気温が35℃を超えると
ギャグセンスが、悲惨なオヤジギャグレベルになると、
やっておりました・・・
僕がくだらないことを言いたくなるのは、
気温のせいだと確信いたしました。
間違いないちんげーる。
・・・
ほら。
だって今日も暑いもん・・・
さて、くだらないことはここまでにして、
いよいよ、このシリーズも終盤に差し掛かってきました。
前回、アドリブがとりあえずできるようになるまでは、
長調でも、平行調の短調のブルース・スケールを基に
アドリブを考えると言いました。
では、なぜ、長調であっても、とりあえずどんなコードでも、
平行調の短調のブルース・スケールで良いのか。
これには、いろいろな理由があります。
いろいろな理由がありますが、まずはメリットから書きたいと思います。
それは、アボイド・ノートの存在です。
アボイド・ノートとは、避けるべき音、です。
つまり、弾かない方がよい音、ということです。
アボイド・ノートは、正確にはコードごとに考えるのですが、
最近のミュージシャンは、あまりアボイドしてません。
ですが、その中でも、一応アボイドした方がよい音があります。
(アボイド=avoidは動詞なので、「アボイドする」はおかしな表現ですが、
まあ、こまかいことは置いておきましょう)
それが、たとえば、Key of Cのときの、Cコードでの「ファ」です。
なぜ、ファをアボイドしないといけないのか、
諸説ありますが、
たとえば、ミとファの半音テンションが良くない、
ファを入れると、Cコードがトニックでなく、サブドミナントになる、
などなど・・・
そのため、ファをアボイドするために、ファ⇒ファ#にして弾く、
など解決法が、いろいろな参考書に書いてありますが、
まだアドリブも取れない段階で、アボイド・ノートがどうとか言われても、
正直、うんざりしてしまいますよね。
アボイド・ノートのことなどは、多少アドリブが取れるようになってから、
改めて考えればよいのです。
そこでです。
実際は、コードごとのアボイド・ノートがありますが、
マクロの目線で見た時、
その調の第4音をアボイド・ノートと考えます。
たとえばKey of Cならば、アボイド・ノートは「ファ」。
これは、平行調の短調Key of Amのブルース・スケールを考えると、
ラ・ド・レ・ミb・ミ・ソ・(ラ)
ほら、入っていないのです。
これをベースに考えれば、アボイド・ノートはクリアです!
(※何度も書きますが、実際はコードごとのアボイド・ノートがあります。
ただ、上述の通り、最近ではあまりアボイドしません。
ですが、Key of Cの場合、Cコードの時の「ファ」はやはり、
変な感じがするので、避けるべきです。
Gコードでのアボイド・ノートは「ド」ですが、
Key of Cの中では、弾いてもそんなに変な感じはしませんし、
現在は、使っている人もとても多いです)
と、アボイド・ノートは考え出すと、結構面倒ですが、
平行調の短調のブルース・スケールで考えれば、
とりあえずは、アボイド・ノートをアボイドすることができます。
これは、大きなメリットと言えるかと思います。
他にもいろいろ書こうかと思いましたが、
また長くなってしまいましたので、次回にいたします。
だったとさ。。