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目指せ!ジャズ・バイオリン・デビュー~Road to Jazz violinist 15~

目指せ!ジャズ・バイオリン・デビュー~Road to Jazz violinist 15~

長々と続けてきましたこのシリーズですが、
今回でいよいよ、ようやく(?)最終回となります。

コードにとらわれないアドリブは
進んでおりますでしょうか。

実際のところ、ブルース・スケールをもとにして
リックを考えるというのも、
いろいろな方法があるのですが、
いかんせん、音も楽譜も使えないため、
このブログでは、そこまで伝えるのが難しい状況です。。

そこは、これを読まれている方にお任せする、
もしくは、このHPからレッスンお問い合わせ頂ければ
詳しくレッスンさせて頂きます。

いずれにしても、ジャズ・バイオリニストが結果的に増えれば、
僕はそれでよいのです。

詳しいリックの考え方は、
これ以上、ここでお伝えすることはできませんが、
コードにとらわれず、何となくアドリブができるようになった方へ
次のステップを示して、このシリーズを終了させて頂きます。

コードにとらわれずアドリブができるようになったら、
次は、やはりコードに戻らないといけません。

終始この方法でアドリブを取り続けては、
音楽に締りがなくなってしまいます。

時には、フロント楽器がコード感を出すのも重要です。

そこで、ある程度アドリブができるようになったら、
次は、リハーサルナンバー(以下、R.N.とします)の
変わり目のコードを意識してください。

たとえば、R.N.【A】がCコードで始まり、
R.N.【B】がAmのコードで始まる場合、
R.N.【B】になった時に、
あえてAmの構成音のどれかを強調して弾く、
(これを、ターゲットノートといいます。
厳密には、もう少し説明を加えたいところですが・・・)
という感じで、
曲の変わり目のコードを意識して弾くようにします。

これだけでも、アドリブにぐんっと締りが出ます。

これができるようになったら、
次はもう少し細かくコード分析をして、
Ⅴのコードを意識します。
Vはドミナントコードですので、重要な役割を持ちます。

特に、Ⅴのコードで、導音を入れられると、
さらに音楽に締りが出てきます。

といった感じで、少しずつ
無視していたコードを意識していきます。

いきなり全部やってはいけません。
またコードにとらわれ、ガチガチになってしまいます。

曲の構成をよく理解し、
どのコードが、その曲にとって重要な意味を持つのか、
その順序で意識していくべきです。

アドリブには、物語が必要です。

ただ音を羅列しているだけでは、音楽になりません。

文章でいうところの、起承転結です。
どう始まり、どう盛り上げ、どう終わるか。
そこにストーリーができたとき、
きっと、聞いている方にも感動が生まれるでしょう。

そして、そのような演奏は、
バンドメンバーと、音で会話ができなければ、
決してすることができません。

アドリブに命を吹き込んだ時、
メンバーと、お客さまと、一体になることができます。

その時、初めて経験するでしょう。

音楽って、こういうことなんだな、と。

もちろん、僕もまだまだ偉そうなことを言えるレベルではありませんが、
一人でも多くのバイオリンをやっている方に、
この感動を味わって頂きたい。
心からそう思うのです。

楽譜通りに弾くのも、確かに大事です。
しかし、音楽はそれだけではないでしょう?

もっと、深くにある、
もしかしたら自分でも気づかないような何かを、
言葉では表現できない何かを、
形にするものだと、僕は思っています。

かのバッハや、モーツァルト、ベートーベン、ショパン、リスト等々、
偉大な音楽家たちは皆、アドリブの名手でもありました。

それが、今や(日本の)音大ではアドリブの教育さえされない。
これは異常な事態です。

このような状況であって良いはずがないのです。

アドリブ演奏は、音楽の核心をつく重要な要素の一つです。

一人でも多くのミュージシャンが、
本当の音楽に出会えることを願ってやみません。

そして、それが日本の音楽をより良くしていくと、
僕は、そう信じています。

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